子犬をお迎えする方へ
5つのお約束
約束1
最期まで責任を持って
飼いましょう
愛犬が生涯幸せに暮らせる環境づくりを
愛犬の終生飼養は飼い主の義務です。これから約15年を共にするパートナーを最期までしっかりと面倒をみれる環境を整えてあげてください。毎日のお世話は時に大変なこともあります。でも愛情をたくさん注いであげると愛犬も飼い主に愛情を返してくれます。愛犬とかけがえのないパートナーになれば毎日の生活がとても充実したものになります。最初は不安なことも多いと思いますが、武蔵照陽荘でサポートしていきますので子犬お迎え後もお気軽に相談してください。
些細なことでも気軽に相談できる病院選びを
子犬を迎える前に動物病院をリサーチしておきましょう。できれば散歩道の途中にある通いやすい病院がおすすめです。最新の診察機器が揃っている病院でなくても構いません。それより大切なことは獣医師と飼い主が気兼ねなく話せる関係を作ることです。愛犬は人間の様子をよく観察しています。獣医師と飼い主との関係が良好だと愛犬も安心します。子犬をお迎えして数日経ったら一緒に動物病院へ挨拶に行きましょう。子犬の頃から動物病院に慣れておくと大きくなってからも安心です。
約束2
かかりつけの動物病院を
決めましょう
約束3
毎日愛犬とスキンシップをとりましょう
大切な家族の一員としての自覚を
人間は1日24時間ですが犬の体感時間は7時間と言われています。つまり7時間留守にしていると愛犬にとっては丸1日飼い主に会えなかったということになります。会社員の方は仕事で7時間以上家を留守にしますよね。毎日愛犬があなたを熱烈に迎えてくれるのは、それだけ飼い主のいない時間が犬にとって長く待ち遠しい時間だったということなのです。なので帰宅してからはできるだけ愛犬との触れ合いの時間をとってください。大好きなおもちゃで遊んだり、マッサージをしてあげたりと愛犬が喜ぶ触れ合いをしましょう。
出来た事はたくさん褒める意識を
飼い主のあなたは叱られるより褒められた方が嬉しくありませんか?愛犬も同じ気持ちで す。子犬のうちは好奇心旺盛でいたずらしたり、トイレが覚えられずに失敗したりしてしま います。ありがちなのは、その際に飼い主が慌てて大袈裟に声をあげてしまうことです。す ると愛犬は飼い主が喜んでいると勘違いして覚えてしまうことがあります。また、きつく叱 りすぎても犬との信頼関係が崩れ、愛犬が怯えてしまい思うように躾ができなくなります。 例えばトイレを失敗したら何も言わずに黙々と片付ける、トイレを成功したら大袈裟な程た くさん褒めてあげる。こうすることで愛犬は何が正解なのかを理解し、成功したことを喜ん でするようになります。ただし、人間が怪我をするレベルでいたずらをするようならきちん と叱ること。最初は難しいと思いますが、まずはできた事を褒めるしつけを心がけましょ う。
約束4
褒める躾を
心がけましょう
約束5
愛犬の性格を理解して
受け入れましょう
みんな違って当然
愛犬は生き物でありロボットではありません。そんなの当たり前だと思いますよね。でも、 この犬はこの犬種だからこういう性格に違いない、他所の賢い犬と全く同じ躾をすればうち の犬も完璧になるはずだ。そう勘違いしている人は少なくありません。人間がそうであるよ うに、同じ犬種でも性格が全く同じ犬は存在しません。同じ犬種で同じ躾をしてもなかなか 上手くいかない子もいます。それが嫌になって手放す飼い主が多いことも事実です。愛犬が 自分の思うように躾けられなくてもそれはその子の個性かもしれません。個性は受け入れ る、躾ることは躾る、最初は難しいかもしれないですが、毎日愛犬とスキンシップをとって いれば自然と性格が分かってくるはずです。マニュアルに従って躾るより、愛犬の性格を理 解してオリジナルの躾をした方がより良い信頼関係を築き上げる近道です。
Q&A
子犬がなんでも噛んでボロボロにしてしまうのですがどうしたらいいですか?
人間の赤ちゃんが好奇心から何でも口に入れて確かめようとするように、子犬も興味をもったモノは何でも口にしようとします。また歯が生え変わる時期には、歯の痒みや違和感から噛みごたえのあるものを齧ります。これは子犬の習性のようなもので、躾で改善することは困難です。もちろん命に関わるモノを口にしないよう躾は必要です。ですがその前に、そもそも子犬が生活するスペースに噛まれて困るものを置かないことが肝心です。ペットサークルなどを使ってエリアを区切り、家具から離して噛んで良いおもちゃだけを与えるなど、子犬が噛んでも大丈夫な環境を整えましょう。おもちゃは5個以上用意して日替わりで与えると飽きずに遊んでくれます。